一般的に仲介は、不動産用語では「媒介」と呼ばれています。不動産屋との契約には、専任媒介と一般媒介という2つの契約方法があります。

専任媒介と一般媒介の違い

専任媒介には「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」に分かれます。それぞれに特徴が違うので覚えておきましょう。

専任媒介とは?

専任媒介とは、依頼した1つの不動産屋との契約の事を指し、他の会社には依頼できません。もし、万が一他社の媒介により成約をしてしまうと違約金が発生してしまいます。仲介業者は、売主へ2週間に1回以上の状況報告を義務づけられています。また専任媒介契約は、有効期間が3か月に限られています。

専属専任媒介契約とは?

特に、専任媒介契約の中でも「専属専任媒介契約」というものがあります。専任媒介は本人が自分で買い手を見つけた時は営業経費を払って対処すれば良いのに対し、専属専任媒介契約は成約が全く出来ないようになります。

また仲介業者は、売主へ1週間に1回以上の状況報告を義務づけられるようになり、専任媒介より更に厳しくなります。

一般媒介契約とは?

一般媒介契約とは、複数の不動産会社から仲介会社を選べる制度です。ただし、明示していない仲介会社の媒介で成約してしまった場合は、営業経費などの費用を支払わなければなりません。

不動産会社としては、他の仲介業者に売却されてしまうリスクがあるため積極的に広告宣伝をしてくれないケースが多いです。また、一般媒介契約は99%が売主からの希望で契約しているケースがほとんどと言われています。

売却するなら、どちらがお得なの?

専任媒介契約(専属専任媒介契約を含む)の場合、もし物件を売却する事が出来れば100%は自分たちの利益になりますが(広告費も積極的にかけてくれる)、一般媒介契約の場合は自社の専任媒介物件よりも扱いが小さくなってしまう為、他の業者に契約を持って行かれやすいリスクがあります。

やはり一般媒介契約になってしまうと、もし広告を派手に行ってしまっても他社に売却される可能性が起きてしまいます。そういった店から、不動産会社は物件売却に対して広告費を積極的に利用する事が出来なくなってしまうのです。

仮に広告費を使うといっても、費用がかさまない程度のついでのような宣伝しかして貰えない可能性があります。仲介業者は、多ければ多いほど良いというものではありません。不動産会社が熱心に広告してもらわないと、買主の目にすら止まらなくなってしまうのです。

専属専任媒介と専任媒介なら、他の業者に重複して頼むことが出来なくなるので、どんな風に売れたとしても「成約」に至った場合は、仲介手数料は必ず貰うことが出来ます。積極的に不動産会社に働いてもらう為には、専任か専属専任を選ぶのが良いと言えるでしょう。

専属専任媒介契約を上手く利用するコツとは?

上記の点からも、家の売却時には一般媒介契約はあまり好まれません。ベストな方法としては、一括査定サイトなどを使って良い不動産会社を選び、的を絞って専任媒介を選ぶ事です。

もちろん、不動産を選ぶ時には良い会社を選ぶ事が絶対条件です。まずは、不動産会社に免許番号が必ずあるかどうかをチェックする事。そして、不動産業界団体への加盟が入っているかどうかを確認してください。不動産業界団体へ加盟していれば、万が一トラブルがあっても団体に苦情を連絡する事が出来るので安全です。

また、その不動産会社の得意分野が売りたい物件と一致しているかどうかも大事なポイントです。もし都心の物件(マンションなど)なら、大手不動産の方がよいし、田舎の物件ならローカルな不動産会社の方が親身になって乗ってくれる可能性が高いでしょう。

不動産会社によっては、売却よりも賃貸が得意な会社もあるので、不動産会社が一体何を得意とするかを調べる事も大切です。まずは口コミサイトをみたり実際に不動産会社を回って色々と話を聞きまわる事も大切ですね。

専任媒介と一般媒介の違いまとめ

専任媒介とは、依頼した1つの不動産屋との契約の事を指し、他の会社には依頼できない仲介方法を指します。一般媒介は複数の仲介業者を選べますが、どの業者が売却するかわからないというデメリットがあるため、不動産会社が広告宣伝をしっかり行ってくれないケースが多いです。

一般媒介契約の物件の「販売価格」は相場価格よりも高すぎる物が多いため、より売りにくくなるとも言われています。専属専任は毎週、専任は2週に一度「文書で営業活動の報告」義務があり、売却価格についても売主の希望関係なく相場価格に近づいていく傾向があります。こういった点からも、専属専任媒介や専任媒介はより一般媒介よりも売りやすいと言われています。

不動産会社にしっかり広告宣伝してもらう為には、専任媒介か専属専任媒介を行う事が大切です。その為にも、ベストな不動産会社をよく調べてからチョイスする事が大切です。

特に、専任媒介契約の中でも「専属専任媒介契約」がよりしっかり不動産会社が働いてくれる方法となります。専任媒介は本人が自分で買い手を見つけた時は営業経費を払って対処すれば良いのに対し、専属専任媒介契約は成約が全く出来なくなってしまうというデメリットも大きい分、売りやすくなるといった点が挙げられます。

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